製品ができるまで

柿から柿渋まで

西日本有数の柿産地である八頭町。7月下旬〜８月中旬頃、まだ小ぶりで青い西条柿の果実を収穫します。

ワンシーズンに20トンほどが収穫され、柿渋工場へと集められます。

粉砕機を通る過程で渋柿を砕き、ヘタや種を取り除きます。

搾汁用のスクリュープレス機で圧力をかけ、汁を絞り出します。
その日の渋柿の固さによって圧力を微調整するには、長年の経験と勘が必要です。

搾汁は２回くり返し、一番渋・二番渋を絞ります。
絞った直後の果汁は緑色でフルーティーな香りがします。

一番渋・二番渋を混ぜてろ過し、濃度を整えます。
濃度を整えると、少し乳白色になりました。
この後、発酵・熱殺菌を加えることによって柿渋の色が褐色になります。

タンクへポンプで吸い上げ熟成・貯蔵します。

タンクで１〜３年ほど熟成させ、深い色合いの柿渋が完成しました。

お客様の肌に触れているものだからこそ、お届けするまで自分たちの元で手掛けたい。
「kakikko」の製品は一枚一枚、自社工場で心を込めて縫製。
メイド・イン・ジャパンの安心品質にこだわっています。